作詞のネタ帳

日常や社会の出来事に対して自分の心に引っかかったことを元に作詞していますが、この心の動きを公開し、また作詞のアイデアとして使う目的で始めました。書いてる歌詞の意味がバレルかも(笑)

チャイナタウン

  僕の今の職場の周りは異国情緒漂うエリアで、あらゆる国の料理屋が点在している。イタリア、フランス、ドイツ、アメリカなどまぁどこにでもあるものから、韓国、モンゴル、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア、インド、キューバ、ブラジル、ペルー、ナゴヤ国(これは違うか笑)、そして中国。このエリアの中華料理屋の数は突出して多い。これらの中華料理屋の中には、中国人をメインターゲットにしている店がある。そこでは普通の中華料理屋では食べられないディープな料理(豚の頭そのままの料理や臭豆腐など)も食べる事ができ、言葉もあまり通じないので、ちょっとした現地体験ができる笑

  このディープな店の一つにランチを食べようとして初めて入ったのだが、どうもこの店ランチの概念がないみたいで、ランチメニューがない。この時は「ランチないの?」と店員に聞いたら、ご飯を無料で付けてくれた。しかし次行った時、前と違う店員だったので念のため同じように聞いたら、有料だと言われた。そんな気がしたんだよね笑  こんな感じも異国っぽい。

  僕は過去多くはないが旅行で色々な国に行ってる。その国に滞在している間は、日頃食べられない食べ物をなるべく食すようにしてるし、現地のスーパーや市場は必ず足を運んでる。その国の食文化を理解したかったら市場が一番よい。その中でもどうしてもインパクトを受けてしまうのはアジアの市場。足を踏み入れた瞬間のムンムンとした熱気と匂い。そして肉売り場の見渡す限りの、肉、肉、肉。豚の顔の肉と目が合う。肉の塊が宙にぶら下がってる。結構グロテスクなんである種 、遊園地のお化け屋敷より面白い笑  料理屋は料理屋で日本みたいに店員の愛想がよくないので、料理についてよく聞くこともできず、とりあえず頼むんだが何が出てくるか不安。でもまぁ不味かったことはない(イギリス除く笑)。同じ人間なんだから、美味い不味いと思うものは同じである。チップによる店員の態度の変化もあからさまでおもろい。現地の料理と、日本人というか都会人がちょっと忘れかけてる濃厚な人間臭さを体験できることは、海外旅行の醍醐味だと思う。日本の良さと悪さにも気付き考えさせられる。


  最近、ランチに中華を食べた。この店は中国人経営の店だが日本人ターゲットの普通の店。食べ終わり会計を済ませると、餃子無料券をくれた。太っ腹な店だなと思い次また行こうとその券を財布にしまった。数日後忘れかけてたその券が財布から見えたので、あぁそろそろ行かなきゃと券を引っ張り出した。ふと券の裏に目を向けると小さく手書きで何か書いてある。

  「13時以降から使えます」  

  うーん、12時から昼食の時間の僕は危うくお金を取られるところでした…