作詞のネタ帳

日常や社会の出来事に対して自分の心に引っかかったことを元に作詞していますが、この心の動きを公開し、また作詞のアイデアとして使う目的で始めました。書いてる歌詞の意味がバレルかも(笑)

STAY GOLD

カードのポイント。
全く興味がなかった。それどころか自分がいつ何をどれだけ買ったかという情報と引き換えにポイントをもらうと言うことに、拒否反応があり避けていた。

しかし世の中巧妙である。ポイント付きのクレジットカードを持たざるを得ない状況となり入会してしまった。そして特典としてそこそこのポイントが端から付いてきた。

ドコモのdカードというカード、しかもゴールド。こっちも納得して持ったのだから特に文句はない。しかし冷静に考えるとまんまと持たされた感が…


このカードのいいところは、携帯電話が壊れた場合の補償がついてるところだ。カードの年会費は1万円かかるが、今まで月に千円携帯電話の保険代を払ってた訳だから、年計算でそれより安くなる。しかも携帯電話の利用料金の10%がdポイントとして還元され、提携している店でそのポイントで買い物ができる。また先にも書いたが入会時にポイントが付く。
更に憎らしいのが、ゴールドカードであるということ。ちょっとしたステータスを手にした感覚に陥る。財布の中でキラッと輝くゴールド。空港のラウンジが無料で利用できるようだ。うーん空港に用もないのにこの無駄なハイソ感笑

カードの年会費を払っているが、実質前払ってた保険代で相殺され、更にカード使用料に対してポイントが付き、しかもゴールドカードである。

これによってぼくの生活が変わってしまった。
ポイントが気になるのである。

ポイント確認用のアプリを入れたことがそもそもの原因なのだが、ポイントが日に日に増えていくのがなんだか嬉しい。
いやそんなタイプの人間じゃなかったのに…

支払い時の支払いもゴールドカードで払うのがなんだか楽しいのである。
いやそんなタイプの人間じゃなかったのに…

人間頑なに拒んでたことが、あることをきっかけにガラッと考え方やポリシーを変えてしまうことがある。

スマホ批判してガラケーだった人。昔男っぽく硬派だった人。昔バブリーな買い方してた人。

今じゃスマホでゲームで使うメモリが足りないなんて文句言ってるヘビーユーザーだし、嫁の言いなりだし、断捨離にはまっているし。

一見インパクトのない出来事により、自分の気付かない部分で変化が生じて、それにより人が変わってしまうということはあるのだろう。昔はあんな人じゃなかったのになぁってやつ。
しかし巧妙な手段でゴールドカードを持たされ、まんまと踊らされている自分。ポイント増やすためにカードを使い続ける自分。煩悩はなかなか乗り越えられない。自分昔はあんな人じゃなかったのになぁ、おかしいなぁ。