作詞のネタ帳

日常や社会の出来事に対して自分の心に引っかかったことを元に作詞していますが、この心の動きを公開し、また作詞のアイデアとして使う目的で始めました。書いてる歌詞の意味がバレルかも(笑)

Band on the Run

バンドのリーダー。
 

自分とは無縁の世界であるし、やりたくもない。マイペースでやりたい人間なので、人に指図されたくないし、したくもない。どちらかと言えば、リーダーを別で立てておいて、実権は自分が握るというのが好きかもしれない。だからおだてれば何でもやってくれるリーダーは好きw
それはさておき、自分が理解しているリーダーの役割とは、目標と方向性を決め、その実現のためにみんなのお尻を叩くことである。決して目立ちたがりやお山の大将は向いているとは思えない。
世間で有名なリーダーにも色んなタイプがいる。
 

カリスマタイプ
昔ながらのその人の人間性で引っ張るタイプ。いわゆる熱いタイプの人間。成り上がりという言葉が有名。
 

仕事人タイプ
ある目標を実現させるために託された仕事人。自分の戦術を実行するため、適材適所に人を登用する。プロデューサー的な視点がある。
 

放任タイプ
個々の自主性を尊重する。個性豊かな集団となる。イケイケな状態になると無敵。しかし自由すぎて問題が生じる可能性がある。
 

管理者タイプ
細かいところまで目が届くマネージャーのような資質がいる。
 

カリスマタイプは怖いので嫌だなぁ。人の言うことあまり聞かないので、仕事人タイプも避けたい。でもどちらも成功に導いてくれるのなら我慢できる?


昔は圧倒的にバンドのキーパーソンがリーダーという感じだった。カリスマ性でぐいぐい引っ張っていく。しかし強引に物事を進めることで、他のメンバーから反発をくらい空中分解するという流れが多かったように思う。今のご時世、適しているのは放任主義か管理者タイプだろう。バンドの活動を潤滑に進めれるよう調整できるタイプ。だから今のバンドは割と仲がいい。

しかししかし、物事が停滞してしまった時、リーダーはどうすればいいのだろうか?放任しておいて物事が進むのか?仲良くやっててもねぇ。

 

自分はリーダーでない。バンドの曲を書いて歌う立場。リーダーは放任主義で基本何もしないタイプ。バンドも何年もやってればマンネリになる。何も変化しなくなる。練習してこない。曲も覚えてこない。緊張感もない。慣れとは恐ろしいもんである。でもこれじゃいけない。しかしリーダーは何もする気配がない。自分が何か刺激を与えなければと、色々とハッパをかける。それが微妙な空気を生む。変なプレッシャーに感じているのか。それとも口うるさい奴と思われてるのか。そんな感じで空気を読んで褒めつつも叱咤する事を続けていたら、メンバーから仕事忙しい理由でバンド活動が停止してしまった…

 

自分もリーダーでもないのに、少しでしゃばった事をしていることは認識していたので、反省というかもっと違うやり方があったかなと思う部分はある。だからと言って何もしなかったとしても結果は同じである。ダラダラ同じことをプレッシャーのない中でやることに何か意味があるのか?演奏は真剣なぶつかり合いがあってこそ楽しい。スポーツの真剣勝負と同じ。そこは最低限求めたいし、そういう人間とやりたい。

 

結局今となって思うのは、物事を継続していくためにはインセンティブとなるものが絶対必要だという事。スポーツであれば勝つ事だし、仕事であれば成果。下世話に言えばお金。など色々あるが奥底で共通するのは評価を得るということ。

じゃあ、バンドをやってるものにとって、一番のインセンティブとは?自分たちが作った曲が人から評価され、それを肌で感じれるようになる事だろう。しかし残念ながらそれを結果として残せなかった。やっぱりバンド活動を継続しようとするなら、何かしら結果を出すことは必須である。それがやる気の源泉となるから。

 

今回学んだことは、リーダー像はいくつかあるとは言え、リーダーに一番必要なことは結果を出しつつ、それを一緒に頑張ってくれた人間と分かち合えることができるということ。これがないと誰もついてこない。しかし頭では分かっても実際結果を出すことは難しい話ではある。だがそれ以上にやりがいがあることでもある。