作詞のネタ帳

日常や社会の出来事に対して自分の心に引っかかったことを元に作詞していますが、この心の動きを公開し、また作詞のアイデアとして使う目的で始めました。書いてる歌詞の意味がバレルかも(笑)

鳩ぽっぽ

僕は通勤用に駅の近くに駐車場を借りている。僕の停めている場所の近くに、見慣れない車が停まっている。新しく駐車場を借りた人のだろう。そしてその車の後ろ窓にはべったりと鳩のフンが付いていた。5箇所ほどw 新参者の洗礼を受けていた。


僕の借りてる駐車場は国道の陸橋の下にある。屋根が上にある感じなので、雨が降っても濡れない。と言うことは鳩にとっても絶好の住処である。上を見上げると陸橋の端沿いの日の当たるところに一列になって鳩が並んでる。なので車を車止めがあるところまで下げてしまうと、ちょうど鳩がくつろいでいる真下に車の後部がかかってしまいフンが直撃する。僕も洗礼を受けて以来、車止めまでは下げず、前目に駐車している。

 

それでも気のせいか新参者の車にわざとフンを落としているようにも感じる。鳩は反射物に目がけてするらしいが、特に目新しいものにマーキングするかのように。それは車を買い替えると今までフンの被害に遭わなかった場所でも、フンをされた自分の経験則からではあるけど、あるあるの気がしません?

 

鳩は人間のいるところに多くいる。それは人がいるところには天敵が少ない、エサをくれる人がいる、鳩の好む住処となる場所があるなど言われてる。つまり人間の住んでいるところでないと生きるのが難しい。それなのにフンである(ちなみに雑草魂なんて言うけど、雑草も人間の手が入ったところしか生えない弱い存在である)。

 

昔旅行でロンドンに行ったことがある。観光名所にトラファルガー広場という所があり、そこにライオンの銅像がある(某百貨店が真似ているあの銅像)。そこのライオンは鳩のフンの餌食になっていることでも有名なんだけど、まるで威厳がなかったw さすがに写真も撮らなかったような。原因は鳩にエサをやる人がいるからで、現在では鳩へのエサやりは禁止で破ると罰金だそうだ。それで鳩の数は随分減ったとか。

 

ネットで鳩のフン被害を探すといっぱい見つかるし、その解決を売りにする商売も出てくる。どうもこちらが思っているよりも深刻な問題のようだ。鳩は人間のおこぼれをもらって生活している。つまり人間がフン被害を招いていると言ってもいい。人が多いところほど鳩は多いしフンも多い。エサとなるゴミや動物愛護家が多いからだろう。田舎ではそんなに鳩も見ないしフンもない。

 

 

さて、新参者の車だが管理人と交渉したのか、最近駐車場所を変えたようだ。停め方も学習したんだろう、フンのかからない前目にしている。それなのに新鮮なフンが5箇所ほどべっとりw やっぱり鳩わかってるんだ、俺の縄張りにようこそとw
と笑いながら僕の車に戻るとボンネットの上には猫の足跡が…