作詞のネタ帳

日常や社会の出来事に対して自分の心に引っかかったことを元に作詞していますが、この心の動きを公開し、また作詞のアイデアとして使う目的で始めました。書いてる歌詞の意味がバレルかも(笑)

小さいあき見つけた

  飽きるもの。ファーストコンタクトでインパクトがあるものほど飽きやすい?美人は3日で飽きるなんて言う。そんなことはない笑 確かに美人で面白い人は少ないけど、お金さえかからなければ良いもんです。まぁ基本かかりますが。言うことも聞いてくれないし。だから楽しい、きっと…美味しいものも大好き。素材の良いものは飽きない。

  でも飽きるという感覚はどうしても出てくる。どんな場合でか。それは濃い〜ものに接したとき。濃い〜ものはどうも繰り返し味わうと飽きる。お笑いの一発屋と呼ばれてる人たちなんて、まさにそんな感じがする。まぁ一発芸という濃さからこそインパクトがあって売れる訳だけど、その代償もデカイ。次を生み出すのは至難の技である。第一線をキープするためには人を惹きつける何かをずっと続けていく必要があるし、変化もいる。

  じゃあ飽きられないようにするにはどうするか。なるほどねと思わせるようなものを提供する必要があるように思う。人はなるほどと思うものには一目置く。このなるほどねと思わせる部分が玄人的もしくは職人的な部分。歳を重ねるほど職人さんに惹かれるのはそういうことなんだろう。自分にないものには憧れる。知ったかぶりでいたい。でもそういう人は職人さんには嫌われるんだけどね…

  とは言え、最初はインパクトがないと気にもしてもらえない。入り口は大事。その後なるほどねと思わせる何かを習得してアピールしていかないとなかなかその世界では食っていけない。それは技なのか個性なのか。いずれにせよ誰も近づけないくらいの高みまで持っていかないといけない。

  今回なぜこんな話を書いたのかというと、先週ラーメン屋でラーメン食ってて感激から落胆までを一気に味わってしまったから。すごく美味しいラーメンだったから最初は夢中になって食べてたのに、途中からくどくなっちゃって、スープ大好き人間の自分でさえスープを飲み干すことができなかった。そこで何故だろうと。味覚は人それぞれとは言え、やっぱり最後まで美味しくいただける方がバランスとしてはいいのかなと。それはどんなことにも当てはまる。和牛もA5の霜降りの肉よりも赤みの多い肉の方が好きという人が多いと聞く。音楽で言うならば、ウケ狙いの派手な曲ばかりでは飽きられる。しっとりした曲や難解な曲も必要である。

  人の心は移ろう。クドいのは嫌われる、特に女性には。最初は面白いなんて言われてても、絶対飽きられる。そして一度嫌われると修復は難しい。怖い怖い…そんな事を考えながら過ごした先週のラーメン屋でのランチの一コマからでした。