作詞のネタ帳

日常や社会の出来事に対して自分の心に引っかかったことを元に作詞していますが、この心の動きを公開し、また作詞のアイデアとして使う目的で始めました。書いてる歌詞の意味がバレルかも(笑)

By The Way

僕は何かと抜かれることが多い。抜くなんてことは、気分が興奮してるとき以外ないんじゃないか。昔からのんびり屋とよく言われてきた。競争は好きじゃないし、勝ち負けの世界にあまり心を動かされない、意味も感じない。その人にしかできないことに惹きつけられる。

 

しかし…抜かれると何かムカつくw  先日抜かれて本当ムカついたことがあった。

 

僕は趣味で登山をする。ここでも抜くより抜かれる方が多い。特に景色を楽しむためゆっくりしてるわけではなく、周りと時間の流れ方が違うので抜かれるのである、いや単純に遅いだけなんだけど。先行く人にはニッコリと挨拶しつつ、何を急いでいるんだろうと心の中でケチをつけてる。で、その登山の翌日の話である。登山の翌日は毎度毎度ひどい筋肉痛になっているため、傍から見たらペンギン歩きの状態。そんなペタペタ歩きでバス停の並んでる列に向かっていた。少しずつ近づいていき、あと一歩で列の最後尾に着くというタイミングである、突然横からおっさんにまくられ抜かれた。

 

えっ…そこまでして人の前に入り込む?

 

バスの座席にはその抜いた人までが座れ、僕は立つ羽目となった。正にペンギン。自分がもたもた歩いてたから、イラっとして抜いたんだろうけど、ホント気分が悪かった。まぁこういう時は大体こんなもん。

 

普段から歩きだけでなく、車でも抜かされ、電車の乗車時にも抜かされ。究極はふらっと入った石の装飾品を売る店のおっさんから、突然人生相談が始まり、君は商売はやらん方がいいなと断言されるし。つまり競争には向いてないと(このおっさん、人生相談おじさんとして知る人ぞ知る存在で、人を見る能力が高いらしい、実際そんな感じがした)。

 

この世の中は基本早い者勝ちだ。そうであるが故、どうしても競争に晒される。競争に向いてないのであれば、競争のないところで、自分を追求するという生き方を模索した方が長い目で見れば幸せ。それを見つけて軌道に乗せるまでは大変だけどね。人に勝った負けたより、自分が納得できたかどうかの方が重要。なのに人との競争に悔しがる自分はまだまださもしいなぁと。ホントどうでもいい事だけに余計ね…